2024年『モダン仏壇等表示ガイドライン』
(「その他の仏壇」の仏壇公正競争規約適用の考え方)
現在の仏壇は、いわゆるモダン仏壇、手元供養用具と言われる製品の比率が多くなっている。仏壇公正競争規約第4条は、伝統的な金仏壇、唐木仏壇以外の仏壇を「その他の仏壇」とし、その表示は、金仏壇、唐木仏壇の規定のいずれかを準用することを定めている。2014年、準用の仕方についてガイドラインを公表した。その後、10年が経過し、モダン仏壇、手元供養用具と言われる製品の形態もますます多様化したため、仏壇公正取引協議会会員および仏壇関係企業のご協力により、新たにガイドラインを取りまとめた。
本ガイドラインは、仏壇公正競争規約の表示規定で表示できるか、現物を評価し、規約に基づく表示の必要性、規約外の表示の必要性を検討し、推奨する表示を、「2024ガイドライン表示」として示した。仏壇公正取引協議会会員は規約を順守する義務があるが、準用の解釈の範囲であれば、本ガイドラインと同一でなくても、規約違反とはならない。また、規約では、必須表示事項以外を追加的に表示することは自由であり、消費者のためになるのであれば推奨することとしているので、本ガイドライン推奨項目以外の項目を追加的に表示することも自由である。
これらを理解され、本ガイドラインを、いわゆるモダン仏壇、手元供養用具と言われる製品の表示の参考とされたい。(注)商品名の前に通し番号を付している。 内容はリンクをクリックしてご覧ください。
